1995年2月26日。雪が降っていて寒い日だった。阪神・淡路大震災被災地へ支援物資とエレクトーンと紙芝居を軽トラックに積み、大人の生徒さん３名を連れて名古屋から出かけた。   避難場所である西宮市立中央体育館へ到着。７００人余りの方が避難生活をされていた。   救援物資は、学用品、雛あられ、靴下、粒々いちごの棒アメ、古本などを用意した。  事情により野外コンサートとなった。ご挨拶とお見舞いを述べた後、みんなで「ひなまつり」の歌をうたった。そして、エレクトーンのミニコンサート、音楽かみしばい「アラジン」「美女と野獣」の２本を上演した。粒々いちごの棒アメを配った。    コンサート、かみしばいが終わっても、たくさんの人が地震の恐怖を話してくれた。古本は３冊ずつ好きなものを選んでもらった。学用品は子供たちに、足袋ソックスはお年寄りに、「ひなあられ」はみんなに渡した。 
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